全国卸組合連合会会長に小林理事長が就任

小林新会長「卸の存在価値を訴求したい」

日本眼鏡卸組合連合会は、中部眼鏡卸組合の設営により、5月26日ウェスティンナゴヤキャッスルホテルで【第63回通常総会】を開催した。

東京、中部、大阪、福井の各卸組合の役員23人が出席し、午前11時30分スタート。福井組合宮本隆晴副理事長の司会で開会すると、まずは物故組合員に1分間の黙祷を捧げた。引き続き福井組合小永純一理事長が「なかなか高いものが売れない経済状態が続いているが、東名阪福井の連合会として、何か一緒になってやれることを考えていければ良いと思う。本日は活発なご審議をお願い申し上げる」と挨拶した。

そのまま小永理事長が議長に就き、更に議長から岸田二彦(大阪)・藪下守(東京)両氏を議事録署名人に指名。平成25年度事業報告並びに収支決算承認、平成26年度収支予算案決定、傘下組合提出議案、次期担当組合の決定、次期役員決定等の各案件を原案通り拍手で承認した。

次期は中部が担当となるため、会長に中部組合小林成年理事長が、また副会長には大阪岸田理事長、東京藪下理事長、福井小永理事長の3人が各々就任した。

総会終了後には小憩をはさみ、全国大会を開催。中部杉和男理事が司会進行を務め、まずは横江弘美副理事長が「中部組合は6軒という小所帯だが、全員参加の不動メンバーで頑張っている。組合員が増えることは難しいので、減らさぬように健康に気をつけ、今後も6人で頑張りたい。本日は2年に一度の会なので、是非活発な意見を交わしていただきたい。」と歓迎の言葉を述べた。

小林新会長が議長を務め、各傘下組合の活動状況や、関連する各眼鏡団体の活動について報告し合った。

全議題について審議を終了した後、改めて小林会長が挨拶に立ち、「小規模零細店が厳しくなる中で、各組合が実施している展示会がより貴重になっていくのは間違いない。卸連として、そこの活性化をに何かできればと思っている。その上で卸の存在価値を再確認し、日本の眼鏡業界に卸がきっちりやっていることを伝えていきたい。また連絡事項にメールなどを活用するなど、卸連の事務簡素化を図りたい。2年間皆さんのご協力をいただきながら頑張っていくので、よろしくお願い申し上げる。」と述べ、大会を終了した。