昭和32年2月23日

中部眼鏡卸協同組合50年の歴史

「眼鏡研究会」に300余名が参加


 榎本新組合長は、初代加藤組合長の事業を概ね踏襲し、商品の安定供給に務めたが、併せて教育関係の事業にも一層の力を注いだ。
昭和32年2月23日、愛知県商工館で「眼鏡研究会」を開催し、東海4県各地から300余名の参加を得た。
当日は全出席者に無料でテキストが配布され、約4時間に亘り次の内容が講義された。眼鏡技術の実際と眼鏡レンズについて(横江社長が図解によって詳細に説明)
レンズメーターの扱い方について(河内屋眼鏡内藤氏)
眼鏡処方箋の見方について(マルエ眼鏡榎本氏代理長馬氏)
検眼レンズによる検眼法と眼鏡枠の調整について(日進堂眼鏡店主渡辺源治氏)
終了後には質疑応答が交わされ、また別室では後援各メーカーのレンズ、工具類を展示、各卸組合員が説明に当たった。