昭和33年9月20日

中部眼鏡卸協同組合50年の歴史

自覚検眼器(ケジヒツメッサー)講習会


 昭和33年9月20日、三洋光学工業株式会社が後援し、愛知県医師会館3階大ホールで自覚検眼器(ケジヒツメッサー)講習会を開催した。
 秋晴れの好日和に恵まれる中愛知、岐阜、三重県下から100余名の聴講者が集まり、”予想外の好成績”となった。
 定刻に先立ち、榎本理事長が開会の挨拶を述べ、その後岡山大学佐藤講師が「眼の機能と生理について」、テキストにより2時間講義を行い、さらにケジヒツメッサーの使用法を1時間かけて解説した。午後はスライドによる説明と実習を行なったが、ケジヒツメッサーは佐藤氏の発明品だけにその説明・講義には特に力が入った。