昭和36年6月6日

中部眼鏡卸協同組合50年の歴史

法人組織組合「名古屋眼鏡卸協同組合」に改組

昭和36年6月6日、中区南園町の竹亭において「名古屋眼鏡卸協同組合」としての設立総会を開催した。当日は新加入者を加えて14名が出席。来賓として愛知県商工労働部通商観光課平松技師も臨席するなか、定款その他を審議・決定した後、役員改選を行い新理事長に榎本真三を選出。その他専務理事内藤泰雄、理事横江善隆、永井利夫、谷沢光治がそれぞれ新役員に就任した。
 設立の目的 名古屋市内における眼鏡卸業界は東京、大坂、福井の同業者の進出著しく、市内業者の商域は年々狭められつつある実情のあって、これを挽回するには全業者がその資力を結集して共同仕入れ融資の斡旋、その他適切な施設を保有して活発な経済活動の機会を確保するとともに相互の融和、従業員の教育、福利厚生の道を開くことが緊急事であることは言うまでもないところで、茲に名古屋眼鏡卸協同組合設立を提唱する次第であります。
組織および事業の概要 
名称 名古屋眼鏡卸協同組合
事務所の所在地 名古屋市中区南伏見町1丁目20番地
地域 名古屋市一円
組合員の資格 地域内において眼鏡光学品の卸業を営むもの
出資一口の金額および出資払込方法 1口1万円金額払込 
事業計画の概要 ・共同仕入れ・融資あっせん・眼鏡講習会、研究などの開催による小売店の教育・共同宣伝・その他従業員の福利厚生事業
経費の賦課、徴収方法 年額1万8千円月割徴収
役員の定数および任期 理事3名任期2年、監事2名任期1年