2016年新年会を開催

2016年新年会1月14日18時から名駅南・舞鶴館で新年懇親会を開催し、組合員はじめ取引先メーカー・商社16人が参席し、新年を祝いました。

冒頭挨拶に立った当組合理事長小林成年は、新年の挨拶と日頃の組合活動への協力に謝辞を述べるとともに、「私は趣味で登山をしているが、先頃雪を求めて滋賀県の伊吹山へ行った。雪の道具を全部持っていったが、雪は殆どなく、結局道具を使用することなく、本当に安全で穏やかな登山ができた。今年は年明けから好天が続き、お陰でSCにも多くの人が入ったと聞く。そういう意味で2016年も、穏やかで上り基調で行ってくれればいいなと思っている。市場規模から考えて、今の眼鏡業界にそんなに大きなことはできないが、その代わりに小さな商圏やお客様に集中することができる。そういった意味で今年は、まず自分の周りのお客様に少しでも元気になっていただけるよう、商品にプラスして、皆さんから元気を届けてほしい。今の眼鏡業界は異業種との戦い。消費者の財布は一つなので、我々の業界にお金が落ちるよう努力を続けたい。4月にはEOFもある。我々は一生懸命集客に努めるので、本日ご出席のメーカー・商社の皆様方にも、今のうちからしっかり知恵を絞り、商品を仕込み提案してほしい。」と述べました。

その後来賓のサンニシムラ西村文子社長が音頭を執り、「申年というのは、今までの努力が実る年。なので今まで頑張ってこられた分、楽しみに待ちましょう。」と述べ、乾杯を唱和しました。

祝宴では、出席者同士新年の賀詞を交わし歓談を重ねる中、やはり業界の話題が中心となりました。「価値を創り出す知恵を作っていかないと業界の給与が下がり、ますます人が来なくなってしまう」、「価格競争も限界値に来ている」「まずは自分を売ることが肝要」等多くの意見が交わされました。

最後は組合顧問税理士の橡谷治道氏が「今年は長年続いた安売りが転換する年になるのではないか、という話を先日聞いた。安売りは結局自分の首を絞めることになる。メガネ業界も、安売り合戦の結果市場が縮小したので、ここらで意識を変え、自分を売って、会社を売って商品を売る、というスタイルが大事になっていくだろう。」と述べ、一本締めで終了しました。