去る1月8日、名古屋・名駅南の舞鶴館で新年懇親会を開催し、組合員、メーカーなど21人が参席し、新年の賀詞を交わしました。
午後6時、司会の佐藤房雄理事が開会を告げると、まずは理事長の小林成年が挨拶に立ち、出席者の皆さんに年頭の賀詞を述べるととともに、要旨次のように挨拶しました。
「昨年5月の総会で理事長に就任し、初めての新年会を迎える。組合の中では一番の若輩者だが、眼鏡業界のために力を尽くしたい。2014年は、増税前の駆け込みとその後の落ち込みが回復しないまま、年末を迎え、期待していたセール等もさっぱり、という声を耳にした。ただそんなのを理由にして、だからしょうがない、というのでは知恵も汗もない。この新年から気分を一新して、業界を盛り上げていきたい。かのジンズがSPAという非常に有利な力を最大限発揮して、PCメガネを大ヒットさせたが、あそこで羨ましかったのは、製造から(消費者への)提供まで全部自分の考えでできたという点。我々メーカー卸小売にとってここが最大の弱点かもしれないが、今後はこの弱点を補強し、製販卸が、情報・商品・販促等一緒に考えて市場を作っていき、それを消費者に提案していかなければいけない。3月17・18日には恒例のEOF(エクセレントオプチカルフェア)もあるが、是非メーカーの皆様のご協力を頂いて成功に導きたい。何はともあれこの2015年が明るい年になるように、この場から元気よくスタートしたいと思う。」
引き続きメーカーを代表して、福井めがね工業田畑周徳社長が「今年は鯖江市の市制誕生60周年と眼鏡が福井に誕生してから110周年という節目の年。鯖江も、ウェアラブルに市を挙げて取り組んでいく意向を見せており、メーカーの姿勢も変わりつつある。少しずつではあるが、我々メーカーも変化しながら何とか残っていきたい、という気持ちでいるので皆さんを通じて鯖江のメガネを小売店やユーザーに伝えてほしい。」と述べ、乾杯を唱和しました。
懇親会では途中、当組合主催の【EOF2015】(3月17・18日、ウインクあいちで開催)に関する告知と協力が、EOF実行委員会横江勇人委員長から行われましたが、最後はニコン・エシロール鈴木雅之氏の一本締めで終了しました。