1月9日名駅南の舞鶴館で新年懇親会を開催。当日は組合員、取引先メーカー/商社ら25人が参席し、新年を祝いだ。
司会の小林成年副理事長が開会を告げると、まずは横江弘美理事長が挨拶に立ち、新年の挨拶に続き、「新年早々株価も上がり、マグロも1億5千万円というすごい値段がついた。我社も7日から営業を始めたが、その日ばかりは電話もFAXもたくさん来て、新年早々これはいい調子かなと思っていたら、その日1日で終わってしまった。世の中景気が良くなっても、果たしてこの業界はどうなのかなと心配が頭の中をよぎった。当組合では3月のEOFに向け、本日出席の有力メーカーさんには是非ご出展頂き、フェア終了後には、皆で良かったなと言えるようになりたい」と述べた。
次いで取引先を代表し福井めがね工業田畑周徳社長が「平素は我々福井産地に対し格別なるご愛顧を賜り厚く御礼申し上げる。今年の箱根駅伝では、出場した200人のランナーの内2人が鯖江市から出ていた。優勝した日体大は、前年19位と悲惨な結果に終わった反省から、以降『当たり前のことを当たり前のようにしよう』ということで、挨拶やトイレ掃除などあらゆる生活習慣を徹底した。それが功を奏し優勝できたのではないか。我々産地もメイドインジャパンに胡座をかいている時代ではない。当たり前のことをきちんと当たり前のようにして、鯖江の良さを消費者にアピールしたい。最早国内のメーカー間の競争は終わり、今や我々の競争相手は海外のメーカーだろう。今年も貴組合の力を借りて、1本でも多くの鯖江のメガネをユーザーに掛けて頂けるよう頑張る」と述べ乾杯を発声した。なお祝宴の最中には、EOF実行委員会横江勇人委員長から3月12,13日にウインクあいちで開催されるEOF2013について中間報告があり、それによると現在、昨年同様52社(81小間)が出展を申し込んでいる、と説明された。
最後は組合顧問税理士橡谷氏の音頭で3本締を行い、中締めとなった。