中部眼鏡卸協同組合は、恒例の総合展示会「エクセレント・オプティカルフェア2012」を3月6,7日ウインクあいちで開催した。
今回は「美・力・適なあなたは魅力的」をテーマに48社(80小間)が出展。昨年より5社(3小間)少なかったが、これは「通路が狭い」「商談スペースが小さい」と言った前回の反省点を踏まえ、出展・小間数を減らすことで会場を拡大し便宜を計ったため。しかしいずれのブースも春夏向けの新作を中心にブースを構成し、以前に比べると特価商材も大幅に減り、価格ではない、商品自体の内容を競う展示会となった。
また「これまでとは展示会のイメージを変えたかった」との意向から、パンフレットも従来の淡色系でポップなもの
から、濃色系の渋めで落ち着いた構成内容に刷新し、これまでとの意気込みの違いを示した。
しかし残念ながら、来場数は478人と前年に比べ14%減少。またこれにともない、売上げ(金額は非公開)も12%減少し、昨今の市場動向を如実に反映する結果となった。
しかしそうしたなかでも来場する小売店は、皆一様に熱心で、商談も真剣かつ濃厚なものとなったようだ。「普通のものは要らない。変わったものが欲しい」といった小売店が多く、新製品をくまなく見て回り、決して多くを仕入れるわけではないが、競合店との差別化を図るべく、商材選びや情報交換にこれまで以上に真剣に取り組んでいた。また会期中実施されたセミナーも、いずれもほぼ満席となり熱心な聴講が続いた。
しかしそうしたなかでも来場する小売店は、皆一様に熱心で、商談も真剣かつ濃厚なものとなったようだ。「普通のものは要らない。変わったものが欲しい」といった小売店が多く、新製品をくまなく見て回り、決して多くを仕入れるわけではないが、競合店との差別化を図るべく、商材選びや情報交換にこれまで以上に真剣に取り組んでいた。また会期中実施されたセミナーも、いずれもほぼ満席となり熱心な聴講が続いた。
会期を終え、横江理事長は「売上げという点では、今ひとつ手応えはないが、それでも昨今の小売店の現状がわかっているだけに、来場いただいた方々には、深く感謝申し上げる。また展示会実行委員長はじめスタッフもとても良く頑張ってくれた。」と来場者、関係者に謝意を表した。